骨髄バンクドナー登録会、献血バスも来場

2024.2.18

社会貢献

 読売巨人軍の社会貢献活動「G handsプロジェクト」の一環として、公益財団法人日本骨髄バンクによる「骨髄バンクドナー登録会」が18日、沖縄セルラースタジアム那覇正面広場内特設ブースで行われました。「めんそーれSTAGE」では、沖縄出身で移植経験者の糸数美智子さん(64)がドナー登録の重要性を訴えました。赤十字血液センターによる献血バスも来場し、多くの来場者が協力しました。  今キャンプでの登録会は、4日の宮崎に続き2回目です。昨年のキャンプに続いてステージに立った糸数さんは、30年前の1994年に慢性骨髄性白血病と診断され、骨髄バンクに患者として登録しました。その後、適合者が3人見つかり、骨髄移植を受けることができました。「当時はまだ子供が2歳と小さく、『この子の入学式や卒業式に出席できるのだろうか』と不安でたまりませんでした」と振り返り、「ドナーさんのおかげで全ての式典に参加することができました。本当に感謝しかありません」と話しました。糸数さんは現在、沖縄県内でドナー登録を呼びかけるボランティア活動を行っています。「全国にはまだまだ多くの方が骨髄移植を待っています。一人でも多くの方に知って頂き、患者さんの命を助けてほしいです」と訴えました。  今回のドナー登録会では11人、献血には61人の方にご協力いただきました。

ドナー登録の大切さを訴える糸数さん(右から2人目)
献血バスも那覇キャンプに登場

G handsとは

 読売巨人軍は、2015年3月より「G hands」(ジーハンズ)と名付けた社会貢献プロジェクトを行っています。本プロジェクトは、巨人軍の選手やスタッフばかりでなく、ファンの方々とも手を取り合い、様々な支援の輪を広げていくことを目的としています。