台湾野球史上最高の観客動員 中信ブラザーズと親善試合

2024.3.2

チーム

 台湾・中信ブラザーズとの親善試合が2日、台北ドームで行われ、巨人が4-1で勝利しました。台湾野球史上最高の観客動員数となる37,890人の野球ファンの大歓声の中、真新しい台北ドームで両チームの選手たちが躍動しました。  巨人は戸郷翔征投手が先発し、3回を投げて2安打無失点、6奪三振の好投。投手MVPに選ばれ、「観客の声援が力になりました。たくさんのご声援をいただいたファンの方々に良い姿が見せられたかなと思います」と笑顔で語りました。  打っては秋広優人選手が猛打賞3打点の活躍。野手MVPとしてお立ち台に上がり、球場の観客とともに「我愛台湾!」(台湾、愛してる)と連呼して大喝采を浴びました。  阿部慎之助監督は試合後の記者会見で「声援がすごくて感動しました。勝敗に関係なく素晴らしい試合で、盛り上げてくれたファンの皆さんに感謝したいと思います」と述べました。  試合前には台湾の子供たちが参加する野球教室も行われ、コーチ役を務めた巨人軍の選手たちと交流を深めました。熱心に選手の話を聞いていた東園國小6年生の廖宥銘(リャオ ヨウミン)君は「初めて台北ドームに来ることができ、ジャイアンツの選手にも野球を教えてもらえて夢のようでした。今日教わったことを忘れずに、いつか日本でプレーできたら嬉しいです。」と終始興奮した様子でした。指導を行った山﨑伊織選手は「台湾の子供たちに指導するのは初めてでしたが、言葉は通じなくても、野球が大好きだという気持ちがひしひしと伝わってきてとても嬉しい気持ちになりました」と笑顔で話しました。

試合前には両チームで記念写真
先発の戸郷投手は三回無失点の好投
3安打3打点の活躍を見せる秋広選手
台湾野球史上最高の37890人がスタンドを埋めました
試合後の記者会見で質問に応える阿部監督
野球教室で子供たちと交流する山﨑投手