レジェンド3人の始球式に大歓声 台湾親善試合

2024.3.3

チーム

 巨人軍は3日、台北ドームで台湾・楽天モンキーズとの親善試合に臨み、0-0の引き分けで1軍初の台湾遠征を無事に終えました。  始球式では、元巨人投手の姜建銘(ジャン・チェンミン)氏がマウンドに上がり、現役時代にバッテリーを組んだ阿部慎之助監督が捕手役を務めました。    さらに、打席には1988~91年に巨人で活躍した呂明賜(ロ・メイシ)氏が立ち、レジェンド3人の登場に、集まった日台の3万人を超える野球ファンから大きな歓声が上がりました。  試合は、先発の菅野智之投手、2番手の山﨑伊織投手が、ともに3回無失点の力投をみせました。試合後の記者会見で、巨人のMVPに選ばれた山﨑投手は「テンポ良く投げられました。投げやすかったですし、新しい球場で試合ができて幸せでした」と語りました。  阿部監督は「監督として、台湾でのこのような試合に来られるとは夢にも思っていなかった。とても感慨深く、幸せな2日間になりました」と台湾遠征2試合を振り返り、「ファンあってのプロ野球。立派なドーム球場もでき、たくさんの方が来てくれて本当にありがたかった。シーズン開幕後もぜひ球場に来ていただいて、台湾のプロ野球がより盛り上がることをお祈りしています」と台湾野球界にエールを送りました。

先発の菅野投手は3回無失点の力投
投手MVPに輝いた山﨑投手
試合前には両チームで記念撮影