丸選手が能登半島の野球少年とオンライン交流会

2024.3.27

チーム

社会貢献

 丸佳浩選手は26日、今年1月に起きた能登半島地震で被災した少年野球チームの子どもたち約50人とオンライン交流会を開きました。  丸選手は2021年から「丸メシプロジェクト」として、認定NPO法人「カタリバ」と協力し、子どもたちの支援活動を続けています。今回の交流会は、カタリバから「被災した子ども達をぜひ元気付けてほしい」と依頼があり、丸選手が快諾して実現しました。  交流会は、東京ドームと、大きな被害を受けた石川県内の4地域(輪島市、珠洲市、七尾市、能登町)をオンラインで結んで開かれました。  丸選手が画面越しに「今日は楽しい時間にしましょう」と声をかけて、交流会はスタート。子どもたちが「今はグラウンドが使えないので、公園で守備練習やキャッチボールをしています」と被災地の現状を伝えると、丸選手は真剣な表情で耳を傾けていました。  質問コーナーでは、「たくさんヒットを打つためにはどうしたらいいですか」と問われ、丸選手は「僕も教えてほしいよ」と返して子どもたちを笑わせてから、「毎日少しずつでもいいから素振りを続けること」とアドバイス。「プレッシャーに負けそうになった時はどうすればいいですか」との質問には、「良いプレーをするには適度なプレッシャーや緊張も必要。でも、普段からしっかり練習しておけば、試合でも緊張しなくなってくると思う」と答えました。

サインボールのプレゼントを約束
子どもたちからの質問コーナー

 丸選手は、参加した全員に直筆サインボールをプレゼントすることを約束。交流会後には、「能登の野球少年たちの現状がよくわかりました。まだまだ大変な思いをしていると改めて感じています。『早くみんなと野球がしたい』と言っていた子がいました。僕らだけでなく、野球界全体で支援をしなくてはならないと強く思いました」と話していました。