東京ドームワクチン合同接種事業に対する文京区表彰について

2023.1.6

社会貢献

 読売巨人軍と読売新聞東京本社、東京ドームの3社は5日、東京ドームで行われた新型コロナウイルスワクチンの合同接種事業に貢献したとして、文京区から「企業市民栄誉賞」を授与されました。  企業市民栄誉賞は、文京区の良きパートナーとして協働している企業に贈られ、表彰が行われるのは2006年度以来、16年ぶりです。授与の対象となったのは、東京ドームで2021年8月から2022年5月にかけて、計54日間にわたって行われたワクチン接種です。文京区のほか、新宿区、港区、板橋区、中野区、東京都が一つの会場で集団接種を実施する全国でも例のない取り組みで、主に巨人戦のナイター開催日の試合前(午前9時~午後2時)の時間を利用し、2階コンコースに接種会場を設営して1~3回目の接種計約72,000回を実施しました。  読売巨人軍と読売新聞東京本社、東京ドームの3社は、試合開始前のコンコースを接種会場として無償提供したほか、地域の7つの医科大・大学付属病院や2つの医療法人、日本救急救命士協会、調剤薬局大手クオール(株)、個人参加の看護師らの協力を取り付け、自治体の接種事業をコンソーシアム形式で支え、会場運営にあたりました。会場では読売ジャイアンツのマスコット「ジャビット」が来場者を出迎えて記念撮影に応じ、公式マスコットガール「ヴィーナス」や、子ども向け野球教室「ジャイアンツアカデミー」のコーチたちも場内の案内役を務めました。  こうした取り組みもあり、文京区の3回目の接種率は76.9%(1月3日現在)と東京23区で最高となっています。文京区は3社の受賞理由について、「話題性とエンターテインメント性のある会場を提供いただき、若年層の早期接種や高い接種率に寄与した」などとしています。5日は文京区内で表彰式が行われ、成澤廣修区長から、東京ドームの長岡勤社長と読売新聞東京本社の担当者に表彰状が贈られました。