鍵谷陽平投手は今シーズンから、東京都内の児童養護施設に寄付金を贈呈する「鍵谷サンタ基金」をスタートさせます。 　今シーズンの成績に応じた支援金を、「東京善意銀行」（社会福祉法人東京都社会福祉協議会）を通じて、都内の児童養護施設に贈ります。寄付金はシーズン終了後に、子どもたちへのクリスマスプレゼントの購入資金に充てられます。

　「一昨年、大竹寛さん（現巡回投手兼トレーニングコーチ）が都内の養護施設の子どもたちへクリスマスプレゼントを贈り、元気づけている姿を見て、僕も何か支援できないかと思っていました。その大竹さんの思いを引き継ぎ、今シーズンは1試合でも多く登板して子どもたちへプレゼントを贈り、さらに優勝へも貢献できればと思います」

　東京善意銀行は都民・企業・団体の皆さんの「世の中の役に立ちたい、困っている人の支援をしたい」という善意を生かすために1964年10月から活動を始め、現金や物品、催物の招待券などの寄付を施設の希望に合うように配分しています。