KARADAKARA 2025年度助成団体が決定しました。

ナイキと読売巨人軍が協同して、スポーツをする子どもたち、特に女の子をサポートする助成プログラム「KARADAKARA(カラダカラ)」。たくさんの団体様よりご応募をいただき、2025年度の助成団体が下記の通り決定しました。

助成プロジェクトA子どもと保護者が楽しく体を動かす機会を提供するプロジェクト

特定⾮営利活動法⼈⼥性を応援するSHINE(東京都⾜⽴区)

待機児童問題の解消に寄与し、働きながら⼦育てをする⼥性のために2013 年に設⽴。現在は、⼦ども⾷堂、配⾷⽀援、⼦どもの居場所づくり、体験活動等の支援をしている。

KARADAKARA助成プログラムでは、4〜9 歳の⼥⼦児童と保護者が⼀緒に体を動かし、スポーツの楽しさに触れることを⽬的とした親⼦参加型イベントを実施。親⼦リズム体操や、バルーンを使った運動遊び、⼤型すごろく運動など、⾝体機能とコミュニケーション⼒を⾃然に引き出し、運動が苦⼿でも楽しめる内容で、笑顔あふれる「はじめの⼀歩」を応援する。

公益財団法人社会教育協会(東京都日野市)

1925年(大正14年)に設立され、社会教育および生涯学習の振興・普及を目的に、研究調査、指導者育成、社会教育関連図書の出版、講演会・講習会開催などの事業を展開している団体。

KARADAKARA助成プログラムでは、定期的な運動や専門スポーツに取り組んでいないおおむね4~9歳の親子向けに、音楽に合わせたリズム遊びやマルチスポーツ、公園遊びなどを組み合わせ、身体を動かすことの楽しさ、何かスポーツをやってみたいと思う気持ちを芽生えさせて、持続的な運動習慣が身につくように促していく。

助成プロジェクトB仲間と一緒に楽しんで体を動かす機会を提供するプロジェクト

特定⾮営利活動法⼈ピアサポートネットしぶや(東京都渋⾕区)

⼦ども・若者とその家族の孤独・孤⽴の予防や防⽌、不登校や中退等の子どもの早期対応を⾏っている団体。地域の居場所づくりや中学校と地域でつくるイベント(REI)を通じて、⽀え合いの⽣まれる地域づくりを目指している。

KARADAKARA助成プログラムでは、渋谷区内の中学校で、マルチスポーツ体験を実施。体を動かす楽しさを⼤切に、⾃ら挑戦してみたいスポーツに取り組むことを通して、⾃分に合った運動を⾒つけたり、仲間と協⼒したりする体験をする中で、地域ぐるみで楽しむスポーツの輪を広げる。

特定非営利活動法人ちょうふこどもネット(東京都調布市)

中学生・高校生世代を対象とした児童館「調布市青少年ステーションCAPS」の受託運営に始まり、市内の児童館や学童クラブ、放課後子供教室、調布市観光案内所などの運営を行っている団体。

KARADAKARA助成プログラムでは、「子どもの声を実現する」ことをコンセプトに、スポーツ宿泊プロジェクトを企画し、実施する。プロジェクトメンバーはCAPS利用者を対象に募集し、定期的にミーティングを行う。自らが企画する体験を通して、自身の健康やスポーツに対する関心を高め、主体的に活動していくきっかけづくりとする。

社会福祉法人西立川児童会館(東京都立川市)

未就学児から18歳まで自由に利用できる児童館を運営。工作やクッキング、お祭り、館外行事など様々なイベントも開催。学童保育所も併設している。

KARADAKARA助成プログラムでは、小学3年生から中学生までのこども(主に女の子)を対象に、バスケットボールと新体操の2つの運動にチャレンジする。2月には会場を貸し切り、バスケットボールは交流試合、新体操は発表会を予定。1つの目標をみんなで達成し、それに貢献できた時の喜びなどを体験することで、運動に興味を持つきっかけづくりをする。

助成プロジェクトCインクルーシブで配慮のあるスポーツ体験を提供するプロジェクト

特定非営利活動法人AYA(東京都中央区)

病気や障がいのある⼦どもたちとその家族が、「スポーツ・芸術・⽂化」体験を享受できるようにし、「体験格差」の解消を⽬指す団体。すべてのイベントに医療従事者が帯同することが特徴的。

KARADAKARA助成プログラムでは、「AYA インクルーシブ運動フェスティバル」を実施。スポーツ選⼿や地域ボランティアとともに、パラスポーツやeスポーツなど5競技ほどを体験。運動機会の提供にとどまらず、地域に根差した活動を通じ、家族同⼠の交流を促し、社会とのつながりを⽣み出すことを⽬的とする。

特定非営利活動法人エンツリー(東京都府中市)

特定非営利活動法人エンツリーは、府中市市民活動センタープラッツの指定管理および府中市多文化共生センターDIVEを委託にて運営している。

KARADAKARA助成プログラムでは、プラッツに登録しているスポーツ系の市民活動団体やインターン学生、DIVEに登録している通訳ボランティアと協力し、「スポーツ体験プログラム」「ミニ講座プログラム」「未就園児と保護者向けのプログラム」を組み合わせたイベントを、期間内に3回開催。外国につながる親子に体を動かす機会、体験の場、交流の場を提供することで、コミュニケーション促進やストレス軽減、心と体の健康維持につなげていく。

助成プロジェクトDスポーツハラスメント防止のための指導者向けプロジェクト

特定非営利活動法人スポーツコーチング・イニシアチブ(東京都千代田区)

勝利至上主義による暴力やセクシャルハラスメントの排除を目指し、ポジティブ・コーチングを推進・普及している団体。

KARADAKARA助成プログラムでは、ユーススポーツ指導者向けの「ダブルゴール・コーチング・セミナー」を行う講師を養成するプロジェクトを実施。

女性指導者の積極的な参加を促し、養成講座後にユーススポーツ指導者向けセミナー(初級4回・中級1回)を実施して、育成した講師に実践の機会を提供する。

特定⾮営利活動法⼈⽇本ブラインドサッカー協会(東京都新宿区)

「ブラインドサッカーを通じて視覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会を実現すること」をビジョンに掲げる団体。

KARADAKARA助成プログラムでは、ブラインドサッカーの未成年選⼿やその候補の⼦どもたち、指導者をはじめとする周囲の大人等を対象に、スポーツハラスメント防⽌に関する知識やスキルを習得してもらうためのガイドライン(チャイルドセーフガーディングポリシー)策定や、研修会を軸とした普及・啓発活動の企画・実施を⾏うことで、スポハラ防⽌の「共通理解」が競技関係者に徹底されることを目指す。

⼀般社団法⼈スポーツを⽌めるな(東京都新宿区)

⾃分では解決できない外的要因でスポーツにチャレンジできなくなっている学生を中心とした全てのアスリートに対し、⼀流のスポーツ関係者や専⾨家とともに、その成⻑障害要因を取り除きスポーツを通じて⾃⽴した若者を社会に輩出することをミッションとする団体。⽣理×スポーツを啓発する「1252プロジェクト」や「災害⽀援スポーツネットワーク」などスポーツによる社会課題解決に取り組んでいる。

KARADAKARA助成プログラムでは、⼥⼦学⽣アスリートが抱える「⽣理×スポーツ」の課題と向き合う教育/情報発信プロジェクトを通して、⼥性アスリートが安⼼してスポーツに打ち込めるようになることを目指す。

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